29/09/2002

日本に帰ります。

ヴァーニャが一日早く帰るんでみんなで徹夜で遊んでヴァーニャを見送って学校行ったり、学校の最終日に32歳のバツイチのオッサンのくせにオーストラリア人のマークが泣いちゃったり、その後残った面子でシルヴィアんちに行って私が先に帰らなきゃいけないってんでもう女4人で号泣したりしていました。私の行ってた語学学校は大学の夏の特別プログラムで「Cours de Vacances」って言う名前だったんですけど、今振り返ってみると学校を出て久しい私たちにとって久しぶりの夏休みらしい夏休みだったんだなあと思いました。ちょっと長い夏休みは残念だけどもう終わり。


25/09/2002

今日異常に寒かったのでセーターを着込むだけ着込み、Gジャンを着てさらにマフラーをぐるぐる巻きにしていました。ご飯食いに行くよー!と言っている皆に「待ってー!」と言って走って言ったらサブリナがぐるぐる巻きにしたマフラーを引っ張って「しのかわいー!」と言っていました。

その後ミカちゃんちに行ったのですが、彼氏が途中までスクーターで送ってくれたのでミカちゃんが自分の冬用のジャケットを貸してくれました。本スチュワーデスミカちゃん(170センチ)のでかい革ジャンを悪戦苦闘しながら着ていると「あんたなんかちっこいよ!かわいいよ!」と言われました。

私はこの大味な国ですっかり「萌え」というものを見失っておりますが、みんなは156センチ、最近小太りでさらにマスコット感の増した私を見て萌えているもようです。ちがう!萌えっていうのはもっと・・・!などと思いながらも、うっかりコニーの彼氏(190センチドイツ人)に肩車とかされちゃって、しかもコニー(173センチ)に「子供ができたらこんななんだよなあ。結婚しようかー。」とか言っちゃったりするなんていうプロポーズの小道具に使われたりしないよう残り少ない日々、気をつけて行こうと思います。

ミカちゃんの彼氏はせっかくできた彼女の友達を帰してなるものかと思っているのか「戻ってこいよー。」とずっと言ってました。あんたが日本で職を探したほうが絶対早いから来いよ、と思いました。

23/09/2002

もう今週末には帰るのでみんなで土曜の夜出かけて、最後は「あんた最後なんだからディスコ行くよ!」と言われカトリーヌと二人でディスコまで行ってしまいました。「あれ?カトリーヌ肩凝ってんの?」と言いたくなるような彼女のダンスもこれで見納め。その夜カトリーヌんちに泊まって「みんな帰っちゃうから置いていかれるほうが寂しいよー。」というカトリーヌの台詞になんかこうものすごいこみ上げてくるものがあったりして友達ができたんだなあと思いました。

そんなちょっといい話は置いておいてこの前ムッシューが出張に行って帰ってきました。帰ってくるなりムッシューが恥ずかしそうな顔をしながら「ちょっとお前これ見ろよー。オレの鞄にブラジャー入ってたよ!」と言いました。見るとスーツケースからブラジャーとパンツのセットが!出張の前日にマダムが私の目の前で「こんなでかいブラとももうお別れよ!」と言ってクローゼットから大量のブラを放り投げ、それを足で蹴りながら部屋の外に出すという儀式を行っていたのですが、どうもそのときに横にあった彼のスーツケースにブラがまぎれこんだ模様。ありえねー。なんだこれ。

そんなおおざっぱな我が家なのですが、ムッシューはチチの重さに絶えきれず手術した妻の気持ちを分かろうと思ったのかなんなのか、日曜に真剣な面もちでビニール袋に重さを量った水を入れ、「しの、この袋片方が650グラム、うちの家内の片チチの重さだ。こっちも650グラム。ほらヒモでくくったからこれを肩にかけてみよう。うわーやっぱ重いなあ。」と言って肩からビニール袋を提げていました。いい人なんだけどなんでこんなことしてんだこの人。ちなみに今も台所にはこの「巨乳体験水袋」がかかってます。


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