17/09/2002

週末ミカちゃんにパソコン貸して(日本語の履歴書書くから)ドイツのミュンヘン行ってきました!カメラ忘れました!
実は私の地元の友達で唯一世界に羽ばたいちゃってるホープがおりまして、彼女に会いにミュンヘンまで行ってきました。電車で7時間、長かったです。最近私の友達といえば彼氏彼女とのトラブルが絶えないことで有名なのですが、彼女もまた前代未聞の修羅場をくぐり抜け一回りたくましくなってました。ていうかドイツの男はほんとひどいよ!みんな要注意だよ!
で、観光しようぜー!ということで町に繰り出したのですが、いかんせん私は「彼女に会う」というのと「ビールを飲む」ということしかビジョンがなかったので適当に王宮とか見てビール飲んできました。一番有名なビアホールに行ったのですが、なぜかそこでドイツ人のおっさんたちに絡まれる絡まれる。今まで「ふーん。東洋人だね。中国人?ニーハオ!」とかいうぞんざいな扱いしか受けてなかった私としてはドイツ人の親日家ぶりに仰天だったのですが、言い換えればここの国では「日本娘は愛想がいいぜ!落とせるぜ!」ってことなのかしら?と思いました。がまあ当然落ちるわけもなく腹の出たよっぱらいオヤジが「日本から来たのか!可愛いなあ!」などと言ってくるのに辟易していたところウェイターのおっちゃんが「席に戻りなさい!」としかってくれオヤジたちはしょんぼりと席に戻って行きました。ウエイターと一緒に隣にいた日本人とドイツ人の男の子二人組が助けてくれたのですが、たまたまその男の子が旅行代理店に勤めていて、友達の係の人だったのでなんという偶然だ!とか言ってちょっと飲んできたのですが、ずっと「これも新手のナンパなんじゃねえのか?私はスイス帰るからいいがこの友達は平気なんだろうか。」という疑いが晴れませんでした。結局「オーマイガッ!君はテクノを聞くのか!ならテクノクラブに行くとよかったのに!日にちがないよ!僕はケンイシイも電気グルーヴも知ってるよ!」とかドイツ人に言われておごられて帰って参りました。
助けてもらうまでさんざん友達と「あの二人ゲイかなあ。いや土曜の夜に男二人なんて絶対ゲイだよ。」などと二人についてさんざん言っていたことを反省しつつ、ちっちゃくてちょっと太ったドイツ人と日本人の二人組を見送りながら、友達が「あのさー、最近私が仲良くしてていろいろ頼ってる学校の先輩だったドイツ人がいるって言ったじゃん?みんなたぶんうちらつきあい始めたと思ってるみたいなんだけど、私今の二人組よりもっと安心感っていうのか、危険な感じがしないんだよね・・・。」と言ったのでつい「あれより危険を感じないの?!それありえないって!」と叫んでしまったことを今猛反省しております。

11/09/2002

最近「もうこれで最後だから」という感じで遊ぼうぜ!遊ぼうぜ!というモードなので大変疲れております。ていうか今週末にデニスがチューリッヒ帰っちゃうんでみんな寂しいってのがあるんですが。次はシルヴィアがバカンスに行くんでいなくなっちゃうし。昨日みんなが「デニス相変わらず沈んでヤバいから飲もうぜ!」と言うんで飲みに行ったのですが、当然日本人の私は飲むと聞いたら空腹で行くじゃないすか。みんななんか食ってきてやんの!つまみを頼んでもらえず、安いからとビールを飲みまくってちょっとおかしなことになりました。

相変わらずヴァーニャがホモかという謎は解けていません。ヴァーニャなんていうと可愛い女の子の名前みたいですが、ものごっつい毛深い男の子です。ヴァーニャはアルコールも飲まず、いつもなんか食べ物を持ちあるいているのでみんな「彼イスラム教なのかしら?」と思っていたのですが、なんと違いました。ヴァーニャは自分のご自慢のマッスルのためにものすごいストイックな生活を送っていたのです。今日真顔でカッテージチーズとチーズパイとヨーグルトとハムとパスタというとんでもないものを食いながら「筋肉を維持するためには3時間おきにバランスの取れた物を食わないといけないんだ。後ヨーグルトはトニーのヨーグルト以外ヨーグルトとは認めないぞ!」と言ってました。それからまたみんな大騒ぎ。昼休みにヴァーニャに会って「あれ?ヴァーニャ食べないの?」と聞いたら「ほら、僕今は時間じゃないから。」とまた真顔のヴァーニャ。みんな興奮しちゃって「さっき11時の休みに食べたもんね!」「次は2時だね!」とか大はしゃぎ。そんな浮かれたバカ女どもは相手にしてくれないのかヴァーニャは親指を立てて「そう2時!じゃあね!」と言って満面の笑みで帰っていきました。その後ろ姿を見送りながら女医シルヴィアが「ヴァーニャもうすぐインターンをする医者なんだからそんなもの食ってちゃ体に悪いってなんでわかんないのかなあ。」とつぶやいていました。ヴァーニャ医者なのかよ?!

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