22/08/2002
今日はクラスの行事をしないといけないらしくて、クラスのみんなでバーベキューしてきました。今度のクラスはみんないい歳なんですよ。20代以下なんていないぜ！上ならいくらでもいるぜ！みたいな。いい歳した大人達がバーベキュー。しかも私これがほぼ人生初バーベキュー。前に日記に書いたマークというオーストラリア人も同じクラスなのですが、最近やっと「ああ、オーストラリアでもいじられキャラっているんだなあ」と彼の性格を把握しました。先生が「クラスの行事をしようと思うんだけど、みんなは何がいいかな？」と言ったところ、マークが嬉しそうに「バーベキューしましょう！」と言ったので（これがまた英語なまりがきつくて私のフランス語より聞きづらいんだわ）それに決まり、それからというもの先生に「あ、じゃあ何持って行けばいいの？マーク。」「どこに集まればいいの？マーク。」とこき使われていたマーク。「なんでオレにばっか言うんだよなー。」とか愚痴っていたマークですが、今日なぜかみんなに嬉々として待ち合わせ場所の書いた紙を配ってました。しかも変な絵付きの。そしてみんなに「これ何？つたわらねー。」とか言われて「いや、これが湖の絵で、これがバーベキューグリルなわけよ。」と一生懸命説明していたマーク。今年で32歳。いざバーベキューとなったら大量の食料やら炭やらを調達してきて、みんなのために嬉々として料理を作るマーク。「こげてるね。」とか言われてちょっとへこむマーク。今会社から一年の休暇をもらって彼女の家に転がり込んでいるマークですが、なんか家での彼が想像できました。がんばれマーク。
後マークは彼女とのこれからを考えて会社辞めちゃおうかしらモードになり、カトリーヌと一緒に履歴書を書いてみたらしいのですが、その履歴書もカトリーヌに「マーク、資格ないじゃん。これじゃ就職は難しいよ。」と一蹴されてへこんでいました。マークはこれでも10年間大手企業でマーケティングリサーチをしていたエリートなのに。がんばれマーク。
近況：
ちょっと感じの悪いログを残しすぎたかしらと反省しております。今学校が上級者クラスを大量に増やしやがりまして、上級者クラスにつっこまれてひいひい言ってるので更新滞りがちになるかもしれません。私の滞りがちなんて大したことないんですけれど。週末にはどうせネット三昧だろうし。今度はカトリーヌと同じクラスになれたので私は彼女にべったりの毎日を過ごしております。やっとなんかホームシックやら何やらを乗り越えたっぽく（私は回復力だけは自慢です）やっと毎日の楽しさが分かってきましたよ。スイスで学生も悪くないね！3ヶ月って長いようで適応したところで終わっちゃうなあ、という例のアレになってきましたよ。よかったよかった。
19/08/2002
回復しました。ログ消しておきます。まあ男に逃げられましたってことで。
この週末いろいろな人に恋愛相談をして、お国柄が出ていたので今考えてみれば面白かったです。
アンドレア（25歳、スイス人、彼氏なし）
「女ができたって言っただけ親切よ。何も言わないでおしまいってこともあるし。こういうときは結婚してなくてよかった、とかポジティブシンキングしようよ！一人は意外と楽しいよ！飲んでダンスすれば忘れるよ！」
アンドレアの昔の男は何も言わず別れたのでしょうか。それとも彼女自身が何も言わず別れる主義なんでしょうか。それにしても彼女の中でのダンスの占めるファクターのでかさに毎度驚かされます。
コニー（25歳、ドイツ人、スイス人の彼氏の元にただいま押しかけ女房中）
「男って・・・そういうものよね。」（タバコをくゆらせながら）「いや、だから男ってそういうもんなんだって！」（くっついたり離れたりだけど3年弱つき合ったんすけどと言った私に対して）
コニー、今まで何があったんだ。友達の中では飛び抜けてのかわいこちゃんコニー。一体何があったんだ。
カトリーヌ（23歳、スイス人、彼氏？）
終始無言
カトリーヌ出会ったころは彼氏の話ちょっとしてた気がするんだけど、カトリーヌも同じ目に遭ってそうで怖いです。最近「家に帰らずここに残って働きながらフランス語の勉強しよう」とか言い出したし。
チンジュー（26歳、中国人、彼氏なし）
「そんなこと言う男は言った瞬間切るべきだね。だって男としての資格がないもの。」
噂に違わず中国人の恋愛は女性主導みたいです。クラスメートの中国人男に聞いたところ中国人の男はデートの待ち合わせ時間前に来て待っているのですが、それに遅れれば遅れて来るほどその女はかわいこちゃんらしいです。彼女に聞いたら「だって中国人の女の子はシャイだから、待ち合わせに彼が待っていてくれるか、遅れても待ってくれるか愛の深さをこっそり確かめるの。」と言ってました。待たせる時点でシャイじゃないよ。ましてやこっそりでもない。
とまあ学校の友達に励まされ（？）、日曜はスイス人の婚約者のことを「バカタレ」と呼んではばからない日本人の女の子ミカちゃんちに行ってきました。彼女はチンジューに彼氏の話をするときは「マイファッキンボーイフレンド」と言います。英訳も完璧。カレー食わしてもらって、婚約者には気を遣ってもらったのですが、「This
is my picture, when I was クソガキ」「This dish is good? ベンジョ is over
there.」などという発言を連発する彼にミカちゃんすごさを思い知りました。帰りはたまたま遊びに来てた婚約者の友達のゲイカップルに車で家まで送ってもらうという上げ膳据え膳っぷり。友達カップルは私が彼らがゲイと聞かされてないと思っているのか、必要以上のレディーファーストっぷりに涙が出ました。ありがとう。そして話題がなくなると大声でラジオに合わせて歌うので私も何となく歌っておきました。Give
me a reason〜♪私あれヴァネッサ・パラディバージョンしか聞いたことないです。微妙にずれててごめんなさい。後明らかにミカちゃんが「せっかくできた友達を日本に帰しちゃもったいない大作戦」を実行し始めています。昨日は早速「あのさーすごいかっこよかったんだけど会うたび太ってく彼女いない人がバカタレの友達にいるんだよねー。どう？どう？」と言われました。私が痩せていると言われる恐ろしい国で「太る」ってどういうことなんだろうか。超ドキドキする。
今日のメモ
・ヨーロッパの男はつき合ってる時は優しいけどいざとなると恐ろしい。
・中国人の男はものすごい女に尽くす。（でもハンサムにはお目にかかったことがないです）
ネッ友さんにも非常にお世話になりました。ほんとみんな愛してる。私はいつも友達運だけは恐ろしくいいです。
今月分ログ
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