Layer.stretchBlend

機能/意味
拡大縮小重ね合わせ
タイプ
Layerクラスのメソッド
構文
stretchBlend(dleft, dtop, dwidth, dheight, src, sleft, stop, swidth, sheight, opa=255, mode=stNearest, hda=true)
引数
dleft  重ね合わせ先の矩形の左端位置を ( 重ね合わせ先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
dtop  重ね合わせ先の矩形の上端位置を ( 重ね合わせ先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
dwidth  重ね合わせ先の矩形の横幅を ( 重ね合わせ先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
dheight  重ね合わせ先の矩形の縦幅を ( 重ね合わせ先レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
src  重ね合わせ元のレイヤオブジェクトを指定します。
sleft  重ね合わせる矩形の左端位置を ( 重ね合わせ元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
stop  重ね合わせる矩形の上端位置を ( 重ね合わせ元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
swidth  重ね合わせる矩形の横幅を ( 重ね合わせ元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
sheight  重ね合わせる矩形の縦幅を ( 重ね合わせ元レイヤの画像位置における ) ピクセル単位で指定します。
opa  重ね合わせの不透明度 ( 0 〜 255 ) を指定します。
mode  拡大縮小のモードを指定します。
stNearest : 最近傍点法が用いられます
stFastLinear : 低精度の線形補間が用いられます(未実装)
stLinear : 線形補間が用いられます(未実装)
stCubic : 3次元補間が用いられます(未実装)
 速度は ntNearest > stFastLinear > stLinear > stCubis の順に高速ですが、画質は速度が 早ければ早いモードほど低画質になります。
hda  重ね合わせ先が dfMain の時に、重ね合わせ先の透明度を保存するかどうかを指定します。
 真を指定すると 重ね合わせ先の透明度は保護されます。
 偽を指定すると、重ね合わせ先の透明度は破壊されますが、真を指定したときよりも高速な アルゴリズムが選択されます。
 とくにレイヤタイプが ltCoverRect のレイヤが重ね合わせ先の場合は透明度は関係ないので 偽を指定するとよいでしょう。
戻り値
なし (void)
説明
 指定された重ね合わせ元レイヤの矩形を、重ね合わせ先 ( メソッドを実行するレイヤ ) の矩形に 重ね合わせます。重ね合わせ元矩形と重ね合わせ先矩形のサイズが異なる場合は拡大または縮小が 行われます。
 現バージョンでは mode には stNearest のみ指定できます。
 重ね合わせ元のレイヤの Layer.face プロパティは無視されますが、Layer.stretchPile と異な り、重ね合わせ元のレイヤの不透明度は無視されます ( 常に完全に不透明であると見なされます )。  重ね合わされる画像は、重ね合わせ先の ( メソッドを実行する ) レイ ヤの Layer.face プロパティの値によって変わります。
dfBoth : 重ね合わせ先の不透明度を考慮した重ね合わせが行われます
dfMain : 重ね合わせ先の不透明度を無視した重ね合わせが行われます
dfMask : できません ( 例外が発生します )
dfProvince : できません ( 例外が発生します )