タグリファレンス

 KAG で使用可能なタグのリファレンスです。

タグの概要

 タグは、[ ] の間に囲まれたものです。基本的に半角英数小文字で記述します。  [ の次にすぐにタグ名を書きます。たとえば、trans というタグであれば [trans となります。
 タグには、タグのオプションを指定するために属性というものがあります。なにも属性を指定しなくていい場合は、タグ名のあとに ] を書いてタグは終わりです。たとえば [ct] となります。
 属性を指定する場合は、タグ名のあとや、前の属性のあとには必ず半角スペースを空けて、属性名を書きます。属性名の後には = を書き、その後に属性の値を書きます。すべての属性を書いたら ] でタグを閉じます。
 たとえば、trans タグに time という属性を書きたい場合は、[trans time=0] とします。また、さらに rule=trans vague=1 という属性を書きたい場合は [trans time=0 rule=trans vague=1] とします。
 属性の値は "" で囲んでも囲まなくても同じです。たとえば、[trans time="0"][trans time=0] は同じです。ただし、属性の値に空白を含むような場合は、"" で囲まなければなりません。たとえば、[font face="MS Pゴシック"] です。
 また、属性の値に対し、& を最初につけると、その後に書いたものを TJS 式として評価し、その結果を属性の値とします。たとえば、[trans time=&f.clearTime] とすると、f.clearTime という変数の内容が、time 属性の値となります。

コマンド行

 コマンド行は、@ で始まり、その次にタグ名と属性を記述するものです。
 一つの行には一つのタグのみを書くことができます。
 以下の二つの行は等価になります。

[trans time=0 rule=trans vague=1]
@trans time=0 rule=trans vague=1

cond 属性

 macro endmacro if endif ignore endignore iscript endscript のタグをのぞき、すべてのタグに cond 属性があります。
 cond 属性には TJS式 を指定し、この式を評価した結果が真の時のみにそのタグが実行されます。偽の時はタグは実行されません。

例 :
[l cond=f.noskip]
; ↑ f.noskip が真の時のみ l タグを実行

ジャンル・タグ一覧


システム操作

autowc( 自動ウェイト )
clearsysvar( システム変数の全消去 )
clickskip( クリックスキップの設定 )
close( ウィンドウを閉じる )
cursor( マウスカーソルの変更 )
hidemessage( メッセージを消す )
loadplugin( プラグインの読み込み )
mappfont( レンダリング済みフォントの割り当て )
nextskip( 「次の選択肢まですすむ」の設定 )
quake( 画面を揺らす )
rclick( 右クリックの設定 )
resetwait( ウェイトの初期化 )
s( 停止する )
stopquake( 画面揺らしの停止 )
title( タイトル指定 )
wait( ウェイトを入れる )
waitclick( クリックを待つ )
wc( 文字数分のウェイトを入れる )

フォーム操作

checkbox( チェックボックスの作成 )
commit( フォーム内容の確定 )
edit( 単一行エディットの作成 )

マクロ操作

endmacro( マクロの記述(の終了) )
erasemacro( マクロの消去 )
macro( マクロの記述 )

メッセージ操作

cancelautomode( 「自動的に読み進む」の解除 )
cancelskip( スキップの解除 )
ch( 文字を表示する )
cm( すべてのメッセージレイヤのクリア )
ct( メッセージレイヤのリセット )
current( 操作対象のメッセージレイヤの指定 )
deffont( デフォルトの文字属性設定 )
defstyle( デフォルトのスタイルの設定 )
delay( 文字の表示速度の設定 )
endindent( インデントの解除 )
endnowait( 文字表示ノーウェイト(の終了) )
er( メッセージレイヤの文字の消去 )
font( 文字属性設定 )
glyph( クリック待ち記号の指定 )
graph( インライン画像表示 )
hch( 縦中横を表示する )
indent( インデントの設定 )
l( 行末クリック待ち )
locate( 文字表示位置の指定 )
locklink( リンクのロック )
nowait( 文字表示ノーウェイト )
p( 改ページクリック待ち )
position( メッセージレイヤの属性 )
r( 改行する )
resetfont( 文字属性をデフォルトに戻す )
resetstyle( スタイルをデフォルトに戻す )
ruby( ルビ指定 )
style( スタイルの設定 )
unlocklink( リンクのロックの解除 )
wq( 画面揺らしの終了待ち )

メッセージ履歴操作

endhact( メッセージ履歴アクションの終了 )
hact( メッセージ履歴アクション )
history( メッセージ履歴の設定 )
hr( メッセージ履歴の改行/改ページ )
showhistory( メッセージ履歴の表示 )

ラベル・ジャンプ操作

button( グラフィカルボタン )
call( サブルーチンの呼び出し )
endlink( ハイパーリンク(の終了) )
jump( シナリオのジャンプ )
link( ハイパーリンク )
return( サブルーチンから戻る )

レイヤ操作

animstart( アニメーションの開始 )
animstop( アニメーションの停止 )
backlay( レイヤ情報の表ページから裏ページへのコピー )
copylay( レイヤ情報のコピー )
freeimage( レイヤ画像の解放 )
image( 画像の読み込み )
laycount( レイヤの数の変更 )
layopt( レイヤの属性 )
mapaction( クリッカブルマップ用領域アクション定義ファイルの指定 )
mapdisable( クリッカブルマップの無効化 )
mapimage( クリッカブルマップ用領域画像の指定 )
move( レイヤの自動移動 )
pimage( 画像の部分追加読み込み )
ptext( レイヤへの文字描画 )
stopmove( レイヤの自動移動の停止 )
stoptrans( レイヤのトランジションの停止 )
trans( レイヤのトランジション )
wa( アニメーションの停止待ち )
wm( 自動移動の終了待ち )
wt( トランジションの終了待ち )

効果音・BGM・ビデオ操作

bgmopt( BGM の設定 )
fadebgm( BGMのフェード )
fadeinbgm( フェードインしながらのBGM再生開始 )
fadeinse( 効果音のフェードイン再生 )
fadeoutbgm( BGMのフェードアウト )
fadeoutse( 効果音のフェードアウト )
fadese( 効果音のフェード )
openvideo( ビデオ/SWFの再生準備 )
pausebgm( BGM 演奏の一時停止 )
playbgm( BGM の演奏 )
playse( 効果音の再生 )
playvideo( ビデオ/SWFの再生 )
resumebgm( BGM 演奏の再開 )
seopt( 効果音の設定 )
stopbgm( BGM 演奏の停止 )
stopse( 効果音再生の停止 )
stopvideo( ビデオ/SWF再生の停止 )
video( ビデオ/SWF表示領域の属性を指定 )
wb( BGM フェードの終了待ち )
wf( 効果音フェードの終了待ち )
wl( BGM 再生の終了待ち )
ws( 効果音再生の終了待ち )
wv( ビデオ再生の終了待ち )
xchgbgm( BGM を入れ替える )

変数・TJS 操作

clearvar( ゲーム変数の全消去 )
emb( 式評価結果の埋め込み )
endif( 条件によりシナリオを実行(の終了) )
endignore( 条件によりシナリオを無視(の終了) )
endscript( TJS スクリプトの記述(の終了) )
eval( 式の評価 )
if( 条件によりシナリオを実行 )
ignore( 条件によりシナリオを無視 )
input( 文字列の入力 )
iscript( TJS スクリプトの記述 )
trace( コンソールへ値の出力 )
waittrig( トリガを待つ )

栞・通過記録操作

copybookmark( 栞のコピー )
disablestore( 栞の機能の一時的な使用不可 )
erasebookmark( 栞の消去 )
goback( 前に戻る )
gotostart( 最初に戻る )
load( 栞の読み込み )
locksnapshot( スナップショットのロック )
record( 通過記録を行う )
save( 栞の保存 )
startanchor( 「最初に戻る」の有効・無効 )
store( 栞機能の設定 )
tempload( 栞のメモリ上からの読み込み )
tempsave( 栞のメモリ上への保存 )
unlocksnapshot( スナップショットのロックの解除 )


animstart ( アニメーションの開始 )

レイヤ操作
属性必須?説明
layeryes"base" または 0 以上の整数 アニメーションを開始するレイヤを指定します。
"base" を指定すると 背景レイヤ、 0 以上の整数を指定すると、対応する前景レイヤを表します。 指定したレイヤには、アニメーション情報が読み込まれていないとなりません。
pageno"back" または "fore" 表(fore)画面を対象とするか、裏(back)画面を対象とするかを指定します。省略すると表ページであると見なされます。
segyes1 以上の整数 この属性で指定したセグメント番号でアニメーションを開始します。
 異なるセグメント番号では同時に複数のアニメーションを実行できます。
 セグメント番号は任意の番号を指定できますが、必要以上に大きな番号を指定しないでください。また、セグメント 0 は指定できません。
targetyes開始ラベル名 アニメーションを開始するための asd ファイル中のラベルを指定します。
 linkタグなどと同じように、* (アステリスク) を忘れないようにしてください。
 アニメーションを、指定したセグメントで、指定したラベルから開始します。
 セグメントは、一つのレイヤ、一つのアニメーション定義ファイル ( asd ファイル ) で複数のアニメーションを同時に実行するための概念で、一つのレイヤで複数のセグメントを使用でき、各セグメントで同時に別々のラベルからアニメーションを開始することができます。
 セグメント 0 は特別なセグメントで、レイヤに画像が読み込まれたのと同時に実行されるアニメーションで、このタグや animstop タグではセグメント 0 は指定できません。

animstop ( アニメーションの停止 )

レイヤ操作
属性必須?説明
layeryes"base" または 0 以上の整数 アニメーションを停止するレイヤを指定します。
"base" を指定すると 背景レイヤ、 0 以上の整数を指定すると、対応する前景レイヤを表します。 指定したレイヤには、アニメーション情報が読み込まれていないとなりません。
pageno"back" または "fore" 表(fore)画面を対象とするか、裏(back)画面を対象とするかを指定します。省略すると表ページであると見なされます。
segyes1 以上の整数 この属性で指定したセグメント番号のアニメーションを停止します。
 セグメント番号 0 は指定できません。
 任意のセグメントのアニメーションを停止します。
 このタグはアニメーションの終了を待ちません。アニメーションの終了を待つにはwa タグを使用してください。
 アニメーションがループしている場合、asd ファイル上で home タグを通過するまでアニメーションは停止しません。

autowc ( 自動ウェイト )

システム操作
属性必須?説明
enablednotrue または false 自動ウェイトを有効にする場合は true を、無効にするには false を指定します。
 省略すれば設定は変更されません。
chno対象の文字 自動ウェイトを入れる文字を指定します。指定された文字のあとに、time 属性で指定した文字数分のウェイトが入ります。
 省略すれば設定は変更されません。
timenoウェイト(文字数単位) 自動ウェイトを入れる時間を文字数単位で指定します。
 ch 属性で指定した文字それぞれに対して、カンマで区切って時間を指定できます。
 一つしか時間を指定しなかった場合は ch タグで指定したすべての文字にその時間が設定されます。
 この属性を省略した場合は 4 を指定したと見なされます。
 特定の文字の後に指定文字数分のウェイトを入れることができます。
 ch 属性で指定した文字が表示された後、time 属性で指定した時間がウェイトとして入ります。
 文字は ch タグで複数指定できて、それに対応してそれぞれの文字に time 属性でタイミングを指定できます。
例:
[autowc enabled=true ch="、。・" time="3,5,3"]
; ↑ "、。・" の各文字に対してそれぞれ 3, 5, 3 文字数分のウェイトを入れる

backlay ( レイヤ情報の表ページから裏ページへのコピー )

レイヤ操作
属性必須?説明
layerno"base" または 0 以上の整数2 または message0 または message1 または message 対象となるレイヤを指定します。
 base を指定すると 背景レイヤ になります。
 0 以上の整数を指定すると前景レイヤになります。
 message0 または message1 を指定するとメッセージレイヤになります。単に message とのみ指定した場合は、current タグで指定した現在の操作対象のメッセージレイヤが対象になります ( 裏ページのメッセージレイヤが操作対象であってもそのメッセージレイヤの表ページ→裏ページへのコピーが行われます )。
 省略すると、すべてのレイヤの情報が裏ページにコピーされます。
 指定したレイヤ、あるいはすべてのレイヤの情報を、表ページから裏ページにコピーします。
 コピーされるのは、copylay タグでコピーされる情報と同じです。
 trans タグは表ページのレイヤの画像を裏ページのレイヤの画像に置き換えます。そのため、トランジション前にこの backlay タグで画像を裏ページに転送し、裏ページでレイヤを操作してから、トランジションを行うという方法に用います。

bgmopt ( BGM の設定 )

効果音・BGM・ビデオ操作
属性必須?説明
volumeno音量% (0〜100) BGM の音量を % で指定します。初期状態の KAG では100 % です。省略すれば音量は変更されません。
 100 が上限です。音量の抑制のみをサポートします(増幅は音源の特性上、できません)。
gvolumeno音量% (0〜100) BGM の大域音量を % で指定します。初期状態の KAG では100 % です。省略すれば音量は変更されません。
 大域音量は volume 属性で指定する通常の音量とは別に、BGM の音量を制御することができるもう一つのものです。実際に再生される音量は、通常の音量と大域音量を掛け合わせた音量になります( たとえば volume=50 で gvolume=75 ならば 50(%)*75(%)=37.5(%) )
 大域音量はシステム変数に記録され、次回起動時にも引き継がれます ( 各栞に保存されるわけではありません )。
 BGM のさまざまな設定を変更します。

button ( グラフィカルボタン )

ラベル・ジャンプ操作
属性必須?説明
graphicyes画像ファイル名 ボタンにする画像を指定します。
 imageタグの storage 属性を参照してください。
graphickeyno0xRRGGBB 形式 または パレットインデックス番号 または "adapt"ボタンにする画像のカラーキーを指定します。
 imageタグの key 属性を参照してください。
storagenoシナリオファイル名 ジャンプ先のシナリオファイルを指定します。省略すると、現在のシナリオファイル内であると見なされます。
targetnoラベル名 ジャンプ先のラベルを指定します。
 省略すると、ファイルの先頭から実行されます。
recthitnotrue(デフォルト) または false 矩形で当たり判定を行うかどうかを指定します。true が指定されていると、ボタンの表示されている矩形全域でマウスのクリックなどに反応します。false が指定されていると、ボタンの不透明度が 64 未満の領域ではマウスのクリックなどに反応しなくなります。
 省略すると true が指定されたと見なされます。
expnoTJS 式 クリックされたときに実行される TJS 式を指定します。省略すれば式は実行されません。storage や target が指定されていた場合、この式が実行されてからジャンプ先に移動します。
hintnoヒントとして表示させる文字列 リンクを選択し、マウスカーソルを静止させたときに表示されるツールチップヒントを指定します。
 省略すると表示は行われません。
onenternoTJS 式 ボタン内にマウスカーソルが入ってきたときに実行される TJS 式を指定します。
onleavenoTJS 式 ボタン内からマウスカーソルが出ていった時に実行される TJS 式を指定します。
countpagenotrue(デフォルト) または false ボタンを選択して他のラベルに移行するときに、このリンクのある場所のラベルを「読んだ」とみなすかどうかを指定します。
 [s] タグを実行する前にボタンが選択されてジャンプする際に、そのページが「読んだ」ことになっては困る場合に false を指定します。
clickseno効果音ファイル名 クリックされたときに再生する効果音を指定します。指定しなければ効果音は再生されません。
clicksebufno効果音バッファ番号 clickse で指定した効果音を鳴らす効果音バッファを指定します。省略すると 0 であると見なされます。
enterseno効果音ファイル名 マウスが進入したときに再生する効果音を指定します。指定しなければ効果音は再生されません。
entersebufno効果音バッファ番号 enterse で指定した効果音を鳴らす効果音バッファを指定します。省略すると 0 であると見なされます。
leaveseno効果音ファイル名 マウスが退出したときに再生する効果音を指定します。指定しなければ効果音は再生されません。
leavesebufno効果音バッファ番号 leavese で指定した効果音を鳴らす効果音バッファを指定します。省略すると 0 であると見なされます。
 現在のメッセージレイヤ上に link タグと同様にリンクを作成しますが、画像を用いたボタンを作成します。
 ボタンが作成される位置は locate タグで指定した位置が画像の左上点になりますので、このタグを使う前に locate タグで位置を指定してください。このタグは文字表示位置を移動しません。
 graphic 属性で指定する画像は、
・通常の状態
・ボタンが押された状態
・ボタンの上にマウスカーソルがある状態
 の3つの画像が左から順に横並びになった画像です。一つの画像に、同じサイズの3つの状態の画像が横に並んだ形式になっています。つまり、この属性で指定する画像は、ボタンの横幅の3倍の横幅を持つことになります。
 このタグを使う場合は、なるべく s タグですぐに選択肢待ちにしてください。

call ( サブルーチンの呼び出し )

ラベル・ジャンプ操作
属性必須?説明
storagenoシナリオファイル名 呼び出したいサブルーチンのあるのシナリオファイルを指定します。省略すると、現在のシナリオファイル内であると見なされます。
targetnoラベル名 呼び出すサブルーチンのラベルを指定します。
 省略すると、ファイルの先頭から実行されます。
countpagenofalse(デフォルト) または true 他のラベルに移行するときに、このタグのある場所のラベルを「読んだ」とみなすかどうかを指定します。
 サブルーチンを呼び出す際に、呼び出し元のページがその時点で「読まれた」ことにしたい場合に true を指定します。
 指定されたシナリオファイルの指定されたラベルで示されるサブルーチンを呼び出します。
 呼び出されたサブルーチンは、 return タグで呼び出し元や任意の場所に戻ることができます。

cancelautomode ( 「自動的に読み進む」の解除 )

メッセージ操作
 「自動的に読み進む」を強制的に解除します。

cancelskip ( スキップの解除 )

メッセージ操作
 スキップ状態の解除を行います。
 スキップ状態とは、クリックスキップ ( メッセージ表示途中で画面をクリックすることによりクリック待ちまで一気に文章を表示する機能 ) と、「次の選択肢まですすむ」でスキップが行われている状態の事です。
 「次の選択肢まで進む」機能自体が無効になったり、クリックスキップの機能自体がそれ以降無効になったりするわけではありません。

ch ( 文字を表示する )

メッセージ操作
属性必須?説明
textyes文字 ここで指定した文字が表示されます。
 複数の文字を指定できますが、自動改行はされません ( メッセージ履歴レイヤもここで複数の文字を指定された場合は改行されません )。また、複数の文字を指定した場合は一気に表示されます ( nowait で表示するよりもかなり高速 )。通常は一文字のみを指定します。
 文字を current タグで指定したメッセージレイヤに表示します。普通は使いません。
 KAG 内部では、通常の文字は、一文字一文字すべてがこのタグに分解されて処理されます。

checkbox ( チェックボックスの作成 )

フォーム操作
属性必須?説明
nameyes変数名 チェックボックスの状態を格納する変数を指定します。
 変数が 0 (または未定義)ならばチェックされていない、0 でなければチェックされているとみなされます。
 もし変数がすでに 0 以外であれば、チェックボックスはチェックされた状態で作成されます。
bgcolorno0xRRGGBB 形式 背景色を 0xRRGGBB 形式で指定します。
opacityno0(完全透明) 〜 255(完全不透明) bgcolor 属性で指定した背景色の不透明度を 0 〜 255 で指定します。
colorno0xRRGGBB 形式 チェックマークの色を 0xRRGGBB 形式で指定します。
 現在操作対象になっているメッセージレイヤの、現在の位置に、チェックボックスを作成します。
 チェックボックスの状態は、commit タグが実行されるまで、指定した変数に代入されることはありません。
 commit タグが実行されると、チェックボックスがチェックされていれば 1 が、チェックされていなければ 0 が変数に入ります。

clearsysvar ( システム変数の全消去 )

システム操作
 システム変数をすべて消去します。

clearvar ( ゲーム変数の全消去 )

変数・TJS 操作
 ゲーム変数をすべて消去します。すべてのゲーム変数は未定義になります。

clickskip ( クリックスキップの設定 )

システム操作
属性必須?説明
enabledyestrue または false クリックスキップ機能を有効にする場合は true、無効にする場合はfalse を指定します。
 クリックスキップとは、メッセージ表示途中で画面をクリックすることにより、トランジションや自動移動を中断したり、クリック待ちまで一気に文章を表示する機能です。
 デモシーンなどでは無効にしていたほうがいい場合があります。

close ( ウィンドウを閉じる )

システム操作
 ウィンドウを閉じます。終了確認があります ( バージョン情報ダイアログでは終了確認は出ません )。

cm ( すべてのメッセージレイヤのクリア )

メッセージ操作
 すべてのメッセージレイヤのクリアを行います。
 すべてのメッセージレイヤの文字は消去されますが、ct タグのように操作対象のメッセージレイヤが表ページの message0 に指定されるようなことはありません。このタグを実行後も操作対象のレイヤは同じです。
 font タグで指定した文字の属性、style タグで指定したスタイルはすべて標準状態に戻ります。ただし、position タグや layopt タグで指定した属性は引き継がれます。
 「*ラベル名|見出し名」 形式のラベルの次には、この cm タグあるいは ct タグを書くべきです。( 栞のロード時にはラベルから実行が始まるが、ロード時には必ずメッセージレイヤ上の文字がクリアされるため )。

commit ( フォーム内容の確定 )

フォーム操作
 現在操作対象になっているメッセージレイヤ上のすべてのエディットやチェックボックスなどの「フォーム要素」の内容を確定します。
 内容が確定されると、フォーム要素で編集されていた文字列や状態が、各変数に実際に代入されます。
 各フォーム要素は erct タグのようなメッセージレイヤを消去する系のタグで消去されてしまいますので、そのまえにcommit タグを実行する必要があります。
例:
*editname
@er
名字 : [edit name="f.sname" length=200][r]
名前 : [edit name="f.name" length=200][r]
[link target=*ok]OK[endlink][r]
[link target=*cancel]キャンセル[endlink][s]
*ok
; OK が選択された
; commit を行って変数に代入を行う
[commit]
[jump target=*exit]
*cancel
; キャンセルが選択された
; commit は行わない
[jump target=*exit]

copybookmark ( 栞のコピー )

栞・通過記録操作
属性必須?説明
fromyes0または正の整数 コピー元の栞の番号を指定します。省略すると 0 が指定されたと見なされます。
toyes0または正の整数 コピー先の栞の番号を指定します。省略すると 0 が指定されたと見なされます。
 非フリーセーブモードにおいて、from 属性で指定された番号の栞から to 属性で指定された番号の栞へ内容のコピーを行います。

copylay ( レイヤ情報のコピー )

レイヤ操作
属性必須?説明
srclayeryes"base" または 0 または 1 または 2 または message0 または message1 または message コピー元となるレイヤを指定します。
 この属性と srcpage 属性で指定したレイヤがコピー元になります。
 base を指定すると 背景レイヤ になります。
 0 または 1 または 2 を指定すると前景レイヤになります。
 message0 または message1 を指定するとメッセージレイヤになります。単に message とのみ指定した場合は、current タグで指定した現在の操作対象のメッセージレイヤが対象になります。
destlayeryes"base" または 0 または 1 または 2 または message0 または message1 または message コピー先となるレイヤを指定します。
 この属性と destpage 属性で指定したレイヤがコピー先になります。
 base を指定すると 背景レイヤ になります。
 0 または 1 または 2 を指定すると前景レイヤになります。
 message0 または message1 を指定するとメッセージレイヤになります。単に message とのみ指定した場合は、current タグで指定した現在の操作対象のメッセージレイヤが対象になります。
srcpageno"fore" または "back" コピー元となるページを指定します。
 この属性と srclayer 属性で指定したレイヤがコピー元になります。
 "fore" を指定すると表ページ、"back" を指定すると裏ページになります。省略すると "fore" を指定したと見なされます。
destpageno"fore" または "back" コピー先となるページを指定します。
 この属性と destlayer 属性で指定したレイヤがコピー元になります。
 "fore" を指定すると表ページ、"back" を指定すると裏ページになります。省略すると "fore" を指定したと見なされます。
 指定したレイヤの情報をコピーします。
 ただし、同種のレイヤ ( 背景レイヤ同士、前景レイヤ同士、メッセージレイヤ同士 )でのみコピーできます。

ct ( メッセージレイヤのリセット )

メッセージ操作
 メッセージレイヤをリセットします。
 すべてのメッセージレイヤの文字は消去され、操作対象のメッセージレイヤは表ページの message0 に指定されます。
 font タグで指定した文字の属性、style タグで指定したスタイルはすべて標準状態に戻ります。ただし、position タグや layopt タグで指定した属性は引き継がれます。
 これに対し、er タグは、現在の操作対象のメッセージレイヤ上の文字を消去したり文字やスタイルの属性を標準状態に戻したりするだけです。
 「*ラベル名|見出し名」 形式のラベルの次には、この ct タグあるいは cm タグを書くべきです。( 栞のロード時にはラベルから実行が始まるが、ロード時には必ずメッセージレイヤ上の文字がクリアされるため )。

current ( 操作対象のメッセージレイヤの指定 )

メッセージ操作
属性必須?説明
layerno"message0" または "message1" 操作対象とするメッセージレイヤを指定します。
pageno"fore"(デフォルト) または "back"  表(fore)画面のレイヤを対象とするか、裏(back)画面のレイヤを対象とするかを指定します。省略すると表ページであると見なされます。
withbacknotrue または false (デフォルト) 表ページが対象の場合、裏ページにも同様に文字を描画するかを指定します。この属性を省略すると false が指定されたとみなされます。 裏ページに同時に文字を描画する必要があるのは、同時にトランジションを進行させる場合などです。
 操作対象とするメッセージレイヤを指定します。以後、文章やfont タグでの文字属性の指定、lタグ等のクリック待ちなどは、このレイヤに対して行われます。
 message0 はデフォルトで可視の状態ですが、message1 は layopt タグ等で visible=true としないと表示されないので注意してください。

cursor ( マウスカーソルの変更 )

システム操作
属性必須?説明
defaultnocr で始まるカーソル定数 または カーソルファイル名通常のマウスカーソルを指定します。
pointednocr で始まるカーソル定数 または カーソルファイル名リンクやボタンをポイントしたときのマウスカーソルを指定します。
clicknocr で始まるカーソル定数 または カーソルファイル名クリック待ちのマウスカーソルを指定します。
draggablenocr で始まるカーソル定数 または カーソルファイル名position タグで draggable=true としたときに、マウスがメッセージレイヤをドラッグ可能な位置に来たときに表示されるマウスカーソルを指定します。
 マウスカーソルを変更します。いずれの属性も省略すれば設定は変わりません。
 cr で始まるマウスカーソル定数については、吉里吉里 SDK ヘルプの「マウスカーソル定数一覧」を参照してください。また、その場合は default=&crArrow のように、定数の前に & 記号をつけて指定してください。
 マウスカーソルファイルには、.cur または .ani の拡張子を持つマウスカーソルファイルを指定することができます ( 拡張子は省略しないでください )。

deffont ( デフォルトの文字属性設定 )

メッセージ操作
属性必須?説明
sizeno文字サイズ(pixel単位) デフォルトの文字サイズを指定します。
facenoフォント名 または "user" デフォルトのフォント名を指定します。
colorno0xRRGGBB 形式 デフォルトの文字色を指定します。
rubysizenoルビの文字サイズ(pixel単位) デフォルトのルビの文字のサイズを指定します。
rubyoffsetnoルビの表示オフセット(pixel単位) デフォルトのルビの表示オフセットを指定します。
shadownotrue または false デフォルトで文字に影をつけるかを指定します。
edgenotrue または false デフォルトで文字を袋文字 ( 縁取り文字 ) にするかを指定します。
edgecolorno0xRRGGBB 形式 デフォルトの文字の袋の色を指定します。
shadowcolorno0xRRGGBB 形式 デフォルトの影の色を指定します。
boldnotrue または false デフォルトで文字を太文字にするかを指定します。
 現在操作対象のメッセージレイヤに対する、デフォルトの文字属性を指定します。
 各属性の詳細については fontタグを指定してください。ただし属性の値として "default" を指定することはできません。
 ここで指定した属性は、resetfont タグで実際に反映されます。
 逆に言うと、このタグを実行しただけではすぐにはフォントの属性は反映されません。resetfont タグを実行する必要があります。

defstyle ( デフォルトのスタイルの設定 )

メッセージ操作
属性必須?説明
linespacingno行間 (pixel単位) デフォルトの行間を指定します。
pitchno字間オフセット(pixel単位) デフォルトの字間のオフセットを pixel 単位で指定します。
linesizeno予約サイズ(pixel単位) デフォルトの行の幅を指定します。
 現在操作対象のメッセージレイヤに対する、デフォルトの行のスタイルを指定します。
 各属性の詳細については styleタグを指定してください。ただし属性の値として "default" を指定することはできません。
 ここで指定した属性は、resetstyle タグで実際に反映されます。
 逆に言うと、このタグを実行しただけではすぐにはフォントの属性は反映されません。resetstyle タグを実行する必要があります。

delay ( 文字の表示速度の設定 )

メッセージ操作
属性必須?説明
speedyes"nowait" または "user" またはウェイトの値(ms単位) "nowait" を指定すると、文字の表示にウェイトをかけずに、一気に文字が表示されます。"user" を指定すると、[システム|文字速度] でユーザーが指定した速度になります(デフォルト)。ウェイトの値を指定すると、値で示した時間につき 1 文字の速度で文字を表示します。
 文字表示速度は、すべてのメッセージレイヤで同じになります。
 文字の表示速度を指定します。
 文字表示をノーウェイトにするには nowait タグをつかうこともできます。

disablestore ( 栞の機能の一時的な使用不可 )

栞・通過記録操作
属性必須?説明
storenotrue(デフォルト) または false 「栞をはさむ」の機能を使用不可にするかを指定します。
 使用不可にするときに true を設定します。
restorenotrue または false(デフォルト) 「栞をたどる」の機能を使用不可にするかを指定します。
 使用不可にするときに true を設定します。
 store 属性と違い、こちらは属性を省略するとfalse であると見なされます。
 「栞をはさむ」の機能を一時的に使用不可能にします。
 以後、セーブ可能なラベルを通過しない限り「栞をはさむ」の機能は使用不可能になります。
 KAG 起動直後は、この「使用不可能」で「栞をはさむ」が使用不可の状態になっており、セーブ可能なラベルを通過しない限り「栞をはさむ」の機能は使用できません。
 ゲームのメインメニューなど、栞をはさんでも仕方のないところに記述します。
 このタグに対し、store タグでは栞をはさむ・たどるの両方の機能を恒久的に使用不可・可に設定できます。

edit ( 単一行エディットの作成 )

フォーム操作
属性必須?説明
nameyes変数名 入力した文字列を格納する変数を指定します。
 もし変数にすでに文字列が入っていた場合は、単一行エディットの初期文字列として表示されます。
lengthno幅 (pixel 単位) 単一行エディットの幅 ( 縦書きの場合は高さ ) をピクセル単位で指定します。
bgcolorno0xRRGGBB 形式 背景色を 0xRRGGBB 形式で指定します。
opacityno0(完全透明) 〜 255(完全不透明) bgcolor 属性で指定した背景色の不透明度を 0 〜 255 で指定します。
colorno0xRRGGBB 形式 文字色を 0xRRGGBB 形式で指定します。
maxcharsno最大文字数 入力できる最大文字数を指定します。0 を指定すると無制限になります。
 デフォルトでは無制限です。
 現在操作対象になっているメッセージレイヤの、現在の位置に、現在のフォントで、一行のみの文字列を編集できる入力欄(エディット)を作成します。 編集がおこなわれた文字列は、commit タグが実行されるまで、指定した変数に代入されることはありません。

emb ( 式評価結果の埋め込み )

変数・TJS 操作
属性必須?説明
expyesTJS 式 評価する TJS 式を指定します。ここで評価された式の結果が、この emb タグと置き換わります。
 exp で示された式を評価(実行)し、その結果を埋め込みます。
 変数をシナリオ中に表示させたい場合に使います。
 通常は、eval タグで代入した 変数の内容に置き換えます。
例:
[eval exp="f.value1='変数の値だよ〜ん'"]

とどこかで書いておいて、

[emb exp="f.value1"]

と書くと、この emb タグが 変数の値だよ〜ん という内容に置き換わります。

endhact ( メッセージ履歴アクションの終了 )

メッセージ履歴操作
hact タグで設定したメッセージ履歴アクションを終了(設定をクリア)します。

endif ( 条件によりシナリオを実行(の終了) )

変数・TJS 操作
 if タグの終了を示します。endignore とまったく同一の動作をします。

endignore ( 条件によりシナリオを無視(の終了) )

変数・TJS 操作
 ignore タグの終了を示します。

endindent ( インデントの解除 )

メッセージ操作
 indent タグで設定したインデントを解除します。通常は改行の前に記述します。

endlink ( ハイパーリンク(の終了) )

ラベル・ジャンプ操作
 link タグで開始したハイパーリンクの終了を示します。

endmacro ( マクロの記述(の終了) )

マクロ操作
 macro タグで記述を開始したマクロの終了を示します。

endnowait ( 文字表示ノーウェイト(の終了) )

メッセージ操作
 文字の表示速度を、nowait タグでノーウェイトにする直前の文字表示速度に戻します。

endscript ( TJS スクリプトの記述(の終了) )

変数・TJS 操作
 [iscript] で記述したスクリプトの記述の終了を示します。
このタグのある行には、このタグしか書いてはいけません ( 行末の \ 記号も不可 )。

er ( メッセージレイヤの文字の消去 )

メッセージ操作
 現在の操作対象のメッセージレイヤ上の文字を消去します。
 ct タグと違うのは、er タグは現在のメッセージレイヤ上の文字を消去し、文字属性とスタイルをリセットするだけで、ct タグのようにすべてのメッセージレイヤ上の文字を消去したり、操作対象のレイヤを message0 に戻したりしません。

erasebookmark ( 栞の消去 )

栞・通過記録操作
属性必須?説明
placeno0または正の整数(0がデフォルト) 栞の番号を指定します。省略すると 0 が指定されたと見なされます。
 非フリーセーブモードにおいて、指定した番号の栞を消去します。栞は"(未設定)"になります。

erasemacro ( マクロの消去 )

マクロ操作
属性必須?説明
nameyesタグ名 消去するタグを指定します。マクロとして定義されたタグのみを消去することが出来ます。
 macro タグで記述したマクロを消去します。

eval ( 式の評価 )

変数・TJS 操作
属性必須?説明
expyesTJS 式 評価する TJS 式を指定します。
 exp で示された式を評価します。通常は変数への値の代入に用います。
 exp には任意の TJS 式を指定できるので、TJS として有効な式であれば何でも評価できます。
例:
[eval exp="f.test=500"]
;↑ゲーム変数 test に数値を代入している
[eval exp="f.test2='文字列'"]
;↑ゲーム変数 test2 に文字列を代入している
[eval exp="sf.test=400"]
;↑システム変数 test に数値を代入している
[eval exp="f.test2=f.test*3"]
;↑ゲーム変数 test2 に ゲーム変数 test の 3 倍の数値を代入している

fadebgm ( BGMのフェード )

効果音・BGM・ビデオ操作
属性必須?説明
volumeyes音量% (0〜100) フェード後に到達させる BGM の音量を % で指定します。
 100 が上限です。音量の抑制のみをサポートします(増幅は音源の特性上、できません)。
timeyes時間(ms単位) フェードを行っている時間を ms 単位で指定します。3000 と指定すれば 3 秒間の間、フェードを行っています。
 現在演奏中の BGM を指定音量までフェードします。
 フェード終了後も曲は演奏されたままです。
 このタグはフェードの終了を待ちません。フェードの終了を待つには、wb タグを使用してください。

fadeinbgm ( フェードインしながらのBGM再生開始 )

効果音・BGM・ビデオ操作
属性必須?説明
storageyesBGM ファイル名 または CD トラック番号 演奏する BGM ファイル名または CD トラック番号を指定します。
loopnotrue(デフォルト) または false BGM をループするかを指定します。
 true を指定するとループします。false を指定するとループしません。
 省略すると true であると見なされます。
timeyes時間(ms単位) フェードインを行っている時間を ms 単位で指定します。3000 と指定すれば 3 秒間の間、フェードインを行っています。
 BGM ファイルを演奏しますが、曲の先頭でフェードインを行います。
 このタグはフェードの終了を待ちません。フェードの終了を待つには、wb タグを使用してください。

fadeinse ( 効果音のフェードイン再生 )

効果音・BGM・ビデオ操作
属性必須?説明
bufno効果音バッファ番号( 0(デフォルト) 〜 ) 効果音を再生するバッファを指定します。一つのバッファでは同時には一つの効果音を鳴らすことができます。
 省略すると 0 であると見なされます。
storageyes効果音ファイル名 演奏する効果音ファイル名を指定します。
 拡張子は省略可能ですが、省略した場合に自動的に探し出されるのは.wav または .ogg または .mp3 の拡張子を持つファイルだけです。( ただし ogg と mp3 の再生には SDK 付属のプラグインが必要 )
そのほかのプラグインで使用可能になるそのほかのファイル形式を指定する場合は拡張子も指定してください。
timeyesフェードイン時間(ms) フェードインを行っている時間をミリ秒単位で指定します。
loopnotrue または false(デフォルト) 効果音を繰り返し再生するかどうかを指定します。
 true を指定すると繰り返し再生されます。false を指定すると一回限りの再生となります。省略するとfalse であると見なされます。
 true を指定した場合は ws タグで効果音再生の終了を待つことはできません。
 効果音をフェードインしながら再生します。
 このタグはフェードの終了を待ちません。待つには wf タグを使用してください。

fadeoutbgm ( BGMのフェードアウト )

効果音・BGM・ビデオ操作
属性必須?説明
timeyes時間(ms単位) フェードアウトを行っている時間を ms 単位で指定します。3000 と指定すれば 3 秒間の間、フェードアウトを行っています。
 現在演奏中の BGM をフェードアウトします。
 フェードアウトが終了すると曲は自動的に停止します。
 このタグはフェードの終了を待ちません。フェードの終了を待つには、wb タグを使用してください。

fadeoutse ( 効果音のフェードアウト )

効果音・BGM・ビデオ操作
属性必須?説明
bufno効果音バッファ番号( 0(デフォルト) 〜 ) 効果音をフェードアウトするバッファを指定します。
 省略すると 0 であると見なされます。
timeyesフェードアウト時間(ms) フェードアウトを行っている時間をミリ秒単位で指定します。
 効果音をフェードアウトします。フェードアウトし終わると再生は自動的に停止します。
 このタグはフェードの終了を待ちません。待つには wf タグを使用してください。

fadese ( 効果音のフェード )

効果音・BGM・ビデオ操作
属性必須?説明
bufno効果音バッファ番号( 0(デフォルト) 〜 ) 効果音をフェードするバッファを指定します。
 省略すると 0 であると見なされます。
timeyesフェード時間(ms) フェードを行っている時間をミリ秒単位で指定します。
volumeyes音量% (0〜100) フェードの到達音量を % で指定します。 100 が上限です。音量の抑制のみをサポートします(増幅は音源の特性上、できません)。
 効果音を指定の到達音量までフェードします。
 このタグはフェードの終了を待ちません。待つには wf タグを使用してください。

font ( 文字属性設定 )

メッセージ操作
属性必須?説明
sizeno文字サイズ(pixel単位) または "default" 文字サイズを pixel 単位で指定します。
facenoフォント名 または "default" または "user" フォント名を指定します。
 フォント名には曖昧な指定はできません。スペース、半角/全角も正確に指定してください。
 複数のフォント名をカンマで区切って指定できます。この場合は、最初の方に書いたフォントが存在すれば、それが優先されて選択されます。
 例 : face="HG行書体,MS Pゴシック"
 縦書き用フォントは自動的に設定されますので、フォント名の先頭に @ マークをつける必要はありません。 "user" を指定すれば、メニューの [文字表示|フォント] でユーザが選択したフォントになります。
colorno0xRRGGBB 形式 または "default" 文字色を 0xRRGGBB 形式で指定します。
italicnotrue または false または "default" 文字を斜体にするかどうかを指定します。true を指定すると斜体になります。
rubysizenoルビの文字サイズ(pixel単位) または "default" ルビ(読み仮名)の文字のサイズを pixel 単位で指定します。
rubyoffsetnoルビの表示オフセット(pixel単位) または "default" ルビの表示オフセットを pixel 単位で指定します。負の数を指定すると本文により近い位置に表示されます。
shadownotrue または false または "default" 文字に影をつけるかを指定します。true を指定すると影がつきます。
edgenotrue または false または "default" 文字を袋文字 ( 縁取り文字 ) にするかを指定します。true を指定すると袋文字になります。
edgecolorno0xRRGGBB 形式 または "default" 文字の袋の色を 0xRRGGBB 形式で指定します。
shadowcolorno0xRRGGBB 形式 または "default" 影の色を 0xRRGGBB 形式で指定します。
boldnotrue または false または "default" 文字を太文字にするかを指定します。 true を指定すると太文字になります。
 文字の様々な属性を指定します。
 これらの属性は、メッセージレイヤごとに個別に設定できます。
 いずれの属性も、省略すると前の状態を引き継ぎます。また、default を指定するとConfig.tjs 内で指定したデフォルトの値に戻ります。
 edge と shadow は同時に true にした場合は、袋文字のみが有効になり、影は無視されます。
 これらの属性は、resetfont タグや ct cm er タグが実行されると、Config.tjs 内や deffont タグで指定したデフォルトの値に戻ります。

freeimage ( レイヤ画像の解放 )

レイヤ操作
属性必須?説明
layeryes"base" または 0 以上の整数 画像を解放するレイヤを指定します。
"base" を指定すると 背景レイヤ、 0 以上の整数を指定すると、対応する前景レイヤを表します。
pageno"back" または "fore" 表(fore)画面を対象とするか、裏(back)画面を対象とするかを指定します。省略すると表ページであると見なされます。
 レイヤの画像を解放します。
 とくにアニメーション情報を保持しているレイヤは、非表示にしていても CPU パワーを使用するので、不必要になった時点でこのタグを使って解放するといいかと思います。

glyph ( クリック待ち記号の指定 )

メッセージ操作
属性必須?説明
lineno行末クリック待ち記号ファイル名 行末クリック待ち記号画像のファイル名を指定します。拡張子は指定しないでください。
linekeyno0xRRGGBB 形式 または パレットインデックス番号 または "adapt"カラーキーを指定します。
 imageタグの key 属性を参照してください。
pageno改ページクリック待ち記号ファイル名 改ページ待ち記号画像のファイル名を指定します。
拡張子は指定しないでください。
pagekeyno0xRRGGBB 形式 または パレットインデックス番号 または "adapt"カラーキーを指定します。
 imageタグの key 属性を参照してください。
fixnotrue または false 記号表示位置を指定位置に固定するかどうかを指定します。true を指定すると記号は left および top を指定した位置に表示されます。
 false を指定すると left および top 属性は無視され、記号は現在の文字表示位置に表示されるようになります。
leftno左端位置(pixel単位) fix 属性を true にしたときに記号を表示する位置のうち、左端位置を指定します。
topno上端位置(pixel単位) fix 属性を true にしたときに記号を表示する位置のうち、上端位置を指定します。
 クリック待ちに用いる画像を指定します。
 line や page 属性で指定されたファイル名の画像が記号として、そのファイル名に .asd をつけたファイル名が アニメーションレイヤのスクリプトとして読み込まれます。
 アニメーションレイヤ用の画像やスクリプトの書き方については、AnimationLayer.tjs を参照してください。
 これらの設定は、メッセージレイヤごとに個別に設定できます。

goback ( 前に戻る )

栞・通過記録操作
属性必須?説明
asknotrue または false(デフォルト) true を指定すると、前に戻るかどうかの確認をします。false を指定すると前に戻るかどうかの確認はありません。この属性を省略すると false を指定したとみなされます。
 前に戻るかどうかの確認でユーザが「いいえ」を選んだ場合、実行はそのまま継続します。
 メニューから システム|前に戻る を選択したときと同じ動作をします。

gotostart ( 最初に戻る )

栞・通過記録操作
属性必須?説明
asknotrue または false(デフォルト) true を指定すると、最初に戻るかどうかの確認をします。false を指定すると最初に戻るかどうかの確認はありません。この属性を省略すると false を指定したとみなされます。
 最初に戻るかどうかの確認でユーザが「いいえ」を選んだ場合、実行はそのまま継続します。
 startanchor タグで指定された場所に戻ります。
 メニューから システム|最初に戻る を選択したときと同じ動作をします。

graph ( インライン画像表示 )

メッセージ操作
属性必須?説明
storageyes画像ファイル名 表示させたい画像ファイル名を指定します。読み込める形式は imageタグで読み込める形式と同じです。 ここで指定したファイル名 (拡張子を除く) 部分に _m を追加したファイルが、もしあれば、マスク画像として読み込まれます。マスク画像は必ず 256 色グレースケールで保存してください。
keyno0xRRGGBB 形式 または パレットインデックス番号 または "adapt" どの色を抜き色とするかを指定します。省略すると抜き色は無効になります。  key=0xRRGGBB という形式で 16 進数で抜き色を指定すると、RR(赤) GG(緑) BB(青)で塗られた部分を抜き色として透明にします。たとえば、key=0xff00ff では (r,g,b)=(255,0,255) つまり真マゼンダの部分を抜き色として透明にするという指定になります。
 ただ単に数値を指定すれば、そのパレットインデックスの数値が抜き色となります。16色/256色の画像に対して有効です。
 key=adapt と指定すれば、自動的に抜き色が決定されます。使用される抜き色は、画像の一番上のラインにて、一番多く使われている色です。16色/256色の画像に対して有効です。
 マスク画像を使用する場合は、このタグを指定する必要はありません。
charnotrue (デフォルト) または false true を指定すると、画像はfont タグで指定した色、影、袋文字の状態が、文字同様に表示されます。そのため、true を設定すると画像の色情報は無視されます。また、画像が影や袋文字である必要はありません。
 graph タグが特殊記号の表示に使われることが多いことを想定してデフォルトでは true になっているので、普通の画像を表示する場合は注意してください。
altno代替文字 メッセージ履歴に表示する、この画像の代替文字を指定します。メッセージ履歴は文字情報しか表示できませんので、alt 属性に指定された文字が代わりに表示されます。
 任意の画像をメッセージレイヤの文字位置に表示します。
 読み込み可能な形式は image タグで表示することのできる前景画像と同じです。
 通常は、普通のフォントでは含まれていないような特殊な記号を画像として用意し、それを表示させる用途に使用します。
 記号でなく、画像を表示する場合は char 属性に false を指定してください。
 よく使う記号はマクロを組んでおくと楽かと思います。
例:
; heart にはハートマークの画像
[macro name="heart"][graph storage="heart" alt="(は〜と)"][endmacro]
; 以後、[heart] タグでハートマークを使用可能

hact ( メッセージ履歴アクション )

メッセージ履歴操作
属性必須?説明
expyesTJS式 メッセージをクリックしたときに実行する TJS 式を指定します。
 メッセージ履歴に対するアクションを指定します。このタグと endhact タグで囲まれた部分は、メッセージ履歴上でクリックできるようになり、クリックされた時に実行する TJS 式を指定することができます。過去にメッセージと共に再生した声を、メッセージ履歴のクリックで再生できるようにするなどに応用できます。

hch ( 縦中横を表示する )

メッセージ操作
属性必須?説明
textyes文字 ここで指定した文字がそこだけ横書きで表示されます。
expandnotrue または false(デフォルト) true を指定すると、長い縦中横を描画しようとしたときに行間を自動的に拡張します。false を指定すると、縦中横が行からはみ出て正常に描画されない可能性がありますが、行間はそのままになります ( 通常半角2桁ならば false で OK )。
この属性を指定しないと false であると見なされます。

 縦中横 ( 縦書き中に算用数字2桁を書くような場合にそこだけ横書きにする書き方 ) で文字を表示します。
 現在対象となっているメッセージレイヤが縦書きモードである必要があります。
例:
今日は平成[hch text="15"]年[hch text="12"]月[hch text="30"]日

hidemessage ( メッセージを消す )

システム操作
 メッセージレイヤを一時的に隠します。メニューから「メッセージを消す」を選んだのと同じ動作を行います。
 クリック待ちを行った後、メッセージレイヤは表示され、実行は継続します。

history ( メッセージ履歴の設定 )

メッセージ履歴操作
属性必須?説明
outputnotrue または false メッセージ履歴への文字情報の出力をするかどうかを指定します。
 true を指定すると、メッセージレイヤに表示した文字がメッセージ履歴に表示されるようになります。
 シナリオを最初に実行したときは true の状態になっています。
 false を指定するとメッセージ履歴には文字情報は出力されません。
enablednotrue または false メッセージ履歴を表示可能かどうかを指定します。
 true を指定すると表示可能に、false を指定すると表示不可能になります。
 ユーザーにメッセージ履歴を表示させたくない場合に false にしてください。
 メッセージ履歴の機能に関する設定を行います。

hr ( メッセージ履歴の改行/改ページ )

メッセージ履歴操作
属性必須?説明
repagenotrue または false(デフォルト) 改ページを行うかどうかを指定します。
 true を指定すると改行ではなく改ページが行われます。false を指定すると改行が行われます。
 この属性を省略すると false が指定されたと見なされます。
 改ページは、Config.tjs のメッセージ履歴の設定で everypage が true になってないと動作しません。
 メッセージ履歴を改行または改ページします。

if ( 条件によりシナリオを実行 )

変数・TJS 操作
属性必須?説明
expyesTJS 式 評価する TJS 式を指定します。この式の結果が false ( または 0 ならば、endif タグまでの文章やタグが無視されます。
 式を評価し、その結果が false ( または 0 ) ならば、endif タグまでにある文章やタグが無視されます。
 逆に言うと ( というか普通はこういいますが ) 、式を評価し、その結果がtrue ( または 0 以外 ) ならば、endif までにある文章やタグを実行し、そうでない場合は無視します。
 if 〜 endif の間にはラベルを挟まないでください。

ignore ( 条件によりシナリオを無視 )

変数・TJS 操作
属性必須?説明
expyesTJS 式 評価する TJS 式を指定します。この式の結果が true ( または 0 以外 )ならば、endignore タグまでの文章やタグが無視されます。
 式を評価し、その結果が true ( または 0 以外 ) ならば、endignore タグまでにある文章やタグが無視されます。
 ignore 〜 endignore の間にはラベルを挟まないでください。

image ( 画像の読み込み )

レイヤ操作
属性必須?説明
storageyes画像ファイル名 読み込みたい画像を指定します。拡張子は省略可能です。
 ここで指定したファイル名 (拡張子を除く) 部分に _m を追加したファイルが、もしあれば、マスク画像として読み込まれます。 また、同様に _p を追加したファイルが、もしあれば、クリッカブルマップ用の領域画像として読み込まれます。
 マスク画像は必ず 256 色グレースケールで保存してください。
 領域画像はかならず 256 色で保存してください。
 また、拡張子が asd のファイルが存在すればアニメーションシーケンスデータとしてアニメーションの情報も読み込みまれ、拡張子が ma のファイルが存在すれば、クリッカブルマップ用の領域アクション定義ファイルとして読み込まれます。
layeryes"base" または 0 以上の整数 画像を読み込むレイヤを指定します。
"base" を指定すると 背景レイヤ、 0 以上の整数を指定すると、対応する前景レイヤに画像を読み込みます。
pageno"back" または "fore" 表(fore)画面を対象とするか、裏(back)画面を対象とするかを指定します。省略すると表ページであると見なされます。
keyno0xRRGGBB 形式 または パレットインデックス番号 または "adapt" どの色を抜き色とするかを指定します。省略すると抜き色は無効になります。
 key=0xRRGGBB という形式で 16 進数で抜き色を指定すると、RR(赤) GG(緑) BB(青)で塗られた部分を抜き色として透明にします。たとえば、key=0xff00ff では (r,g,b)=(255,0,255) つまり真マゼンダの部分を抜き色として透明にするという指定になります。
 ただ単に数値を指定すれば、そのパレットインデックスの数値が抜き色となります。16色/256色の画像に対して有効です。
 key=adapt と指定すれば、自動的に抜き色が決定されます。使用される抜き色は、画像の一番上のラインにて、一番多く使われている色です。16色/256色の画像に対して有効です。
 マスク画像を使用する場合は、この属性は指定する必要はありません。
modeno"transp"(デフォルト) または "rect" "add" "sub" "mul" "dodge" "darken" "lighten" "screen"のいずれか 前景レイヤの透過モードを指定します。前景レイヤ以外には指定しないでください。
 "transp" を指定するとαチャネルが有効になって画像を透過して表示することができます。
 "rect" を指定すると画像は透過されません (矩形で表示されます)。
 "add" を指定すると加算合成が行われます。
 "sub" を指定すると減算合成が行われます。
 "mul" を指定すると乗算合成が行われます。
 "dodge" を指定すると「覆い焼き」合成が行われます。
 "darken" を指定すると「比較(暗)」合成が行われます。
 "lighten" を指定すると「比較(明)」合成が行われます。
 "screen" を指定すると「スクリーン乗算」合成が行われます。
 省略すると "transp" であるとみなされます。
 透明度情報を持たない画像を指定する場合は "rect" に指定する方が負荷が軽くて済みます。
grayscalenotrue または false 画像をグレースケールにするかどうかを指定します。grayscale=true と指定すると、画像をグレースケールにします。省略すると false であると見なされます。
rgammanoガンマ補正値 (0.1 〜 1.0(デフォルト) 〜 9.9) r (赤) 、g (緑) 、 b (青) の各成分のガンマ値を指定します。 たとえば画像をセピア調にするには、grayscale=true rgamma=1.3 ggamma=1.1 と指定します。
ggammanoガンマ補正値 (0.1 〜 1.0(デフォルト) 〜 9.9) r (赤) 、g (緑) 、 b (青) の各成分のガンマ値を指定します。 たとえば画像をセピア調にするには、grayscale=true rgamma=1.3 ggamma=1.1 と指定します。
bgammanoガンマ補正値 (0.1 〜 1.0(デフォルト) 〜 9.9) r (赤) 、g (緑) 、 b (青) の各成分のガンマ値を指定します。 たとえば画像をセピア調にするには、grayscale=true rgamma=1.3 ggamma=1.1 と指定します。
rfloorno輝度最低値 ( 0(デフォルト) 〜 255 ) 各成分の輝度最低値を指定します。
gfloorno輝度最低値 ( 0(デフォルト) 〜 255 ) 各成分の輝度最低値を指定します。
bfloorno輝度最低値 ( 0(デフォルト) 〜 255 ) 各成分の輝度最低値を指定します。
rceilno輝度最高値 ( 0 〜 255(デフォルト) ) 各成分の輝度最高値を指定します。 たとえば、rfloor=255 gfloor=255 bfloor=255 rceil=0 gceil=0 bceil=0 と指定すると、色が反転します。
gceilno輝度最高値 ( 0 〜 255(デフォルト) ) 各成分の輝度最高値を指定します。 たとえば、rfloor=255 gfloor=255 bfloor=255 rceil=0 gceil=0 bceil=0